「キーホールガーデン」ナス、ピーマン、落花生&ネギ

この図の右側中央あたり

整え!キーホールガーデン」で、形を整えたキーホールガーデンは、主要な作付けエリアの真ん中、「草生テストガーデン」と「ハーブガーデン」の間に有ります。

ここは“採る”ことを目的にした、実践の場。

作業性のいいキーホールガーデンで、出来るだけ多品目を狙います。

今回の作付けは「ナス」「ピーマン」「ネギ」&「落花生」。

我が家でよく使う「ナス」と「ピーマン」をメインに、ピーマンの病害虫を防ぐことが期待できる「ネギ」とナスの元肥が少なそうだったので、落花生の窒素固定を期待した混植。

このキーホールには前作で枝豆を育てていたので、窒素分が多少固定化されていることが期待できます。

4月3日、ペレット鶏糞とぼかしを少々巻いて軽く耕し、刈り草でマルチ。

この時すでに発芽していた苗が、ある程度育つまで、寝かせて土を安定させます。

はびこっていたミントも思い切って処分

4月5日、育苗中の苗を置いて定植位置をイメージ。

外周側がナス、内周側がピーマン。

ナスの間に落花生で、ピーマンの内側にネギで決まり。

目印にポールを立てて、苗を待ちます。

今年はとうもろこしも生育が遅かったけど、ナスもネギも遅い。。

4月8日、ネギだけ先行で植え付け。

雑草と間違えそう。。

4月18日、中々大きくならない苗を見て、土が原因と判断→急いで植え付けへ。

落花生は4月5日に直植え済み。

植え付けた苗の周りにグランドカバーのクローバーを刈って敷くことで、蒸散を防ぎます。

草を刈っては敷き、クローバーも刈っては敷き。

土がむき出しになるのを避けて、キーホール内を微生物の済みやすい環境に整えます。

やっと安定してきた5月11日、ピーマンにも支柱を追加。

落花生も旺盛で、一安心。

植え付け後、追肥は例によって満月と新月を目印に、ぼかしをナスとピーマンにひとつまみずつ。

ナスは水が好きみたいなので、雨が降らなければ朝夕水やりを忘れずに。

ちなみに、主要作付けエリアの通路はどんな履物でも入れるように木材のチップ(粗めのおがくず)が敷いてあります。

雑草を抑える効果も期待していましたが、そちらは多少って感じ。

それでも、しばらくするとチップの下に放線菌が繁殖して、多様性バンザイ!

時間がたって分解されたチップを敷き直すとフッカフカ。

ナスとピーマンの支柱を調整して、草を刈っては敷き、刈っては敷き。

順調に見えますが、ピーマンが一株だけカメムシの集中攻撃を受けています。

去年まで捕殺が苦手でしたが、今年からは心を決めて、捕殺マシーンとなり、屍の山を築いています。

出来るだけ殺したくないので、防除を考えて、ストチュー(木酢液・焼酎などで作る天然防虫剤)をたまに散布してますが、雨が多いからかあまり効果なし。。。

防除と予防はこれからの課題として、今はひたすら捕殺しながら、ピーマンとナスの花が実になるのを待ち、ネギを味噌汁に投入してはネギのある幸せを感じています。

ネギ、害虫にも効いてくれたら嬉しいなぁ〜。