暮らしの中で音楽が大切な要素である僕は、レコードジャケットも大好き。
デザインも仕事にしているから、これまで何人かのミュージシャンのCDジャケットを作らせていただきました。
パッケージ作りも好きなので、音楽のパッケージとも言えるジャケット制作は、僕にとってとても楽しいものです。
特に思い入れのあるミュージシャンのジャケットともなると、心踊ります。
naedoco結成のきっかけとも言える、一枚のレコードとの忘れられない出会い。
今でも鮮明によみがえる、針を落とした瞬間のトキメキ。
DUBSENSEMANIAの「WONDERFUL」10インチ。
そのDUBSENSEMANIAのフロントマン、Ras Takashiが15年ぶりにリリースしたソロアルバムのジャケットに関わらせていただきました。
しかも、イラストはKads MIIDA!
クレジットにnaedocoの文字を打つ喜びといったら。。。。
音楽の流通がここ数年でずいぶん変わって、気がつけば我が家でも音楽を再生できるのは、ディスクスロットのないPC、i Padとターンテーブルのみ。
CDは車でしか聞けないという始末。
そんな再生環境もあってか、CDのセールスが厳しいと言われていますが、それでもキラリと輝くこの一枚。
2011年以降の激動の中、ヤンバルの美しい場所に集ったミュージシャンたちが奏でた数曲の内の5曲とその5曲をRas Takashi本人がDubwiseした計10曲入りのアルバム。
新しく生まれたRoots Alive Recordzから2016年9月17日(魚座の満月)にリリースされました。
あの10インチに出会った時のようなトキメキを、誰かの元に届けて欲しいです。